2020年11月27日 17:51

博報堂の次世代型コンサルティングチーム「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」は、東京大学生産技術研究所のDLXデザインラボおよび博報堂グループのSEEDATAと共同で、2020年2月からスタートしたデザインリサーチプロジェクト「銭湯で、”これからのヘルシー”を考える」の展示イベントを12月10日に開催する。

本プロジェクトは、デザインの力によってイノベーティブな「これからのヘルシー」を構想し社会実装することを目的に、博報堂ブランド・イノベーションデザイン、東京大学生産技術研究所のDLXデザインラボとSEEDATAが共同で企画。三菱地所、日本たばこ産業、Xenomaの参画、東京・高円寺にある「小杉湯」の協力を得て、2月より一連のフィールドワーク、ワークショップとプロトタイピングを実施してきた。

今回「これからのヘルシー」を考えるにあたり、近年若者を中心に価値が再認識されつつある「銭湯」を時代の芽として捉え、小杉湯と共に調査を設計し、銭湯でのデザインリサーチや来訪者へのデプスインタビューを実施。イベントでは、銭湯でのデザインリサーチをもとに生まれたプロトタイプを小杉湯の浴室に展示する。

本展示を通して、カルチャーとイノベーションがどのように交差しうるか、専門領域の異なる複数の団体・企業の協業にはどのような可能性があるかといった視点について、考えてもらうきっかけを提供したいとしている。開催は2020年12月10日(木)11時~20時。場所は小杉湯(東京都杉並区高円寺北3丁目32−17)。