
文殊の知恵は、11月26日、日本初となるUX専門WEBメディア「UX JOURNAL」をオープンした。
2月に内閣官房IT総合戦略室が発表した「デジタル・ガバメント実現のためのグランドデザインについて」では、情報通信技術を利用して恩恵を受ける者と受けられない者との間に生ずる、知識・機会・貧富などの格差「デジタルデバイド」から「デジタルサポート」への発想の転換によって、情報格差をなくすために、UI/UXを重視したユーザー体験志向のサービス転換が重要だと述べている。また厚生労働省の調査によると、今後もリモートワークを継続・拡大したい意向を示している企業が43.7%という調査結果がでている。一方で4割以上の企業が「社内コミュニケーションがとりづらい」「労働実態を把握しづらい」という課題もある(HRpro調べ)。その課題の背景には「企業・社員のデジタル体験の不足」や「デジタル化されていない仕事の仕組みやサービス設計」があり、UXが整えられないまま放置されコミュニケーションが行われているのが現状だ。
「UX JOURNAL」は、UXという概念を、専門用語を使わずにわかりやすい言葉で、かつ実例をもとに伝えることで、企業をはじめ日本全体のUXを向上するための情報発信メディア。「つながり」「社会課題」「働きごこち」「自己成長」「伝え方」「快適さ」の6つのカテゴリに分け「UXとはどういうことか」「UXを向上させることで私たちの生活や仕事はどう楽に、楽しくなるのか」をわかりやすく実践するヒントを提供し、企業をはじめ日本で生きる人たちのUXの向上に貢献する。