2020年11月26日 18:01

阪急阪神不動産は、point0(ポイントゼロ)と提携して、2021年4月から、サテライトオフィス事業「ONS(オンズ) powered by point 0」を開始する。

「ONS powered by point 0」は、個人ワークに適した全室個室(原則一人用の個室)のオフィスを設けることを基本とし、オフィスワーカーに、メインオフィスや自宅以外の場で働くことができる環境を提供するもの。本事業は、阪急阪神不動産のオフィス賃貸事業の新たなサービスメニューの一つとして、従来の事業を補完するものと位置付けており、まずは2021年4月に、第1号となる拠点を千里地区(阪急千里中央ビル内を予定)に開設する。更に、2021年度中には、神戸三宮、京都河原町といった阪急・阪神沿線のターミナル駅への開設を予定しており、その他の中間主要駅周辺にも、順次展開することを検討していく。

阪急阪神ホールディングスグループでは、これまで梅田などの都心を中心にオフィスを提供してきたが、近年は、働き方の多様化やリモートワークの普及により、メインオフィス以外の場所で執務を行うオフィスワーカーが増えている。今回の取組は、そういった人々の「自宅近くの場所で働きたい」、「カフェやオープンな空間では働きづらい」といった声に応えるべく、「安心・快適に集中できる個室空間」をコンセプトに、さまざまなソリューションを施したオフィス空間を沿線各所に整備していく。