2020年11月26日 17:33

有料老人ホーム「イリーゼ」等を国内で約140施設運営するHITOWAケアサービスは、新サービス「イリーゼトラベル バーチャルツアー」の提供を開始する。

本サービスは、HCSが運営する有料老人ホーム「イリーゼ」入居者の、「新型コロナウイルスの影響で外出を控えてしまい好きだった旅行にも行けない。」という悩みを解決するため、HCSのサービス企画・開発力を活かして実現した。実際に利用する入居者との接点は「イリーゼ」介護スタッフが担当し、観光企画や現地との交渉・手配、タイムテーブルや住みます芸人レポーターの台本は、旅行業務取扱管理者資格をもつHCSトラベルスタッフが担当する。

ツアー当日は現場から、住みます芸人がスマートフォンで観光地の動画を撮影しながら観光レポートを行い、同時に、利用者はホーム備え付けの大型スクリーン・プロジェクターを使い、ホームに居ながらにしてレポーターとの対話や観光クイズ、観光地の景色や見所を楽しめる、リアルタイム対面動画通信によるバーチャルツアーを体験することができる。更に、ツアーの締めくくりには観光地の銘菓・特産品がお茶菓子として提供され、他の参加者や介護スタッフとバーチャルツアー体験を共有できる喫茶会も用意されており、安心・安全に外出旅行を疑似体験できる。

本サービスは、まずは「イリーゼ」入居者を対象として2020年11月よりテスト開始し、テスト結果を反映のうえ、広く全国の介護事業者運営施設の入居者まで対象を拡大する予定。