2020年11月25日 18:46

JTBコミュニケーションデザインは、このたび株式会社「タスカジ」と協働し、全国各地の地域の食材と家事代行サービスを組み合わせた「おうちで食の旅体験」の社会実証実験を開始する。
この社会実証実験は、タスカジに登録するハウスキーパー(タスカジさん)が家事代行の依頼者宅で地域の食材を料理しながら、依頼者へ観光情報を直接伝達し、家にいながら「旅体験」を味わってもらうというサービス。
一般家庭、とくに家事に育児に忙しい共働き世帯にとって、日常で地域の特産物に触れる機会はなかなかない。さまざまな家庭での家事代行サービス提供の中で培ったスキルをもつタスカジが地域食材を調理するサービスを行うことで、自宅で地域食材を美味しく手軽に食べることを可能にし、地域の良さを家庭に発信するとともに、将来的にそこを訪れたいという想いの掘り起こしに取り組む。
この度の社会実証実験では、三重県と一緒に、ブランド養殖マダイ「伊勢まだい」を取り扱う。メニューについては、鳥羽国際ホテルもんど岬北村光吉和食料理長が考案し、タスカジさんに対してオンラインで講習を行った。本プロジェクトは食品ロスの減少につながる活動であり、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の一つである、12.つくる責任つかう責任「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」に資する取り組みとなっている。詳しくはこちら。