2020年11月24日 18:49

LINEの、AIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」が提供する「CLOVA Chatbot」が、東京都立中央図書館の「AIを利用したチャットボットによる自動応対の共同実証実験」にて活用されるサービスに採用された。
今回、都立中央図書館での実証実験に採用された「CLOVA Chatbot」は、最新の機械学習アルゴリズムと自然言語処理技術に基づく強力な対話エンジンによって業界最高水準の正答率を誇るAIチャットボット
都立中央図書館は、蔵書数約210万冊を有する国内最大級の公立図書館であり、来館者、非来館者を問わず、都民及び利用者に高度・高品質な情報サービスを提供できるよう、利用者の多様な学習活動や調査研究活動を支援している。一方、利用者の調べたいことや探している資料などに関する質問に対して必要な資料・情報を案内するレファレンスサービスについては、膨大な蔵書により司書の負担が大きいことやユーザーの利便性といった面で課題があり、属人化しない、時代に見合ったサービスの向上が課題となっている。今回の実証実験では、そのような課題の解決や、より質の高いサービス提供を目的としたチャットボット活用の可能性を探るため、都立中央図書館が富士通のシステム環境を通してLINEの「CLOVA Chatbot」を活用し、実施される。
東京都立図書館実証実験は12月1日~25日実施。