2020年11月24日 16:07

すららネットでは、同社が開発・提供する「Surala Ninja!」の海外展開事業の一環として、ミャンマーにおける遠隔教育プロジェクトを開始する。
「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べる eラーニングシステム。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版がある。
近年、日本型教育は世界の多くの国で注目を集めており、すららネットは今年度、官民協働のオールジャパンで取り組む日本型教育の海外展開事業「EDU-Port ニッポン」パイロット事業 公認プロジェクト、ならびに経済産業省が実施する「未来の教室」海外展開支援等事業に採択され、活動を開始した。
今回のプロジェクトでは、平均電化率が50%程度と言われるミャンマーの無電化/弱電化地域を対象とし、通信タワーの電源を活用した分散型スマートインフラ導入の可能性を調査。対象地域へ通信と電力を供給すると共に、生活の質を大幅に向上させるスマートコミュニティー形成に必要なソリューションの実証を目指す。「Surala Ninja!」を活用したデジタル授業についても、その一端を担う活動となり、自立学習型eラーニング教材「Surala Ninja!」を活用した児童の数学力の向上を目指す。