2020年11月24日 15:40

文京学院大学では、外国語学部 甲斐田万智子教授のゼミに所属する学生達が、2020年11月13日にカンボジアのパンニャサストラ大学とオンラインで交流授業を実施した。
今回のオンライン交流授業は、ゼミの担当教員である外国語学部 甲斐田万智子教授が毎年2月に国際協力フィールドワークで訪問しているパンニャサストラ大学の教員に、今年度は訪問が難しいことを伝えたところ、オンラインでの交流授業を提案され、実現したもの。カンボジアの社会課題やジェンダー課題について理解を深めること、そして交流を通じて、学生自身の研究テーマについてより一層理解を深め、卒業論文の執筆に役立てることを目的に実施した。
当日は、1)女性に対する暴力、2)貧困・差別・ジェンダー、3)子どもの権利 という3つのグループに分かれ、ディスカッションを行った。本学からは3年生のゼミ生13名が、パンニャサストラ大学からは1年生と4年生のジェンダー学の学生30名が参加し、それぞれの意見を交換、また問題点を共有することで、カンボジアが直面している現状や社会課題について考えた。
参加したカンボジアの学生からは、「今回の交流は、カンボジアの貧富の格差、LGBTQ、教育…などについて、お互いに理解し合う良い機会になった。本当に楽しく、私たちのスキルを向上させる素晴らしい機会となった」との声が寄せられた。