2020年11月20日 13:06

横浜市は、「第2回 医療マンガ大賞」受賞作品を決定した。
横浜市では、市民の人々に医療を他人ごとではなく「自分ゴト」と捉えてもらえるよう、民間企業等と連携しながら医療広報を実施する「医療の視点」プロジェクトに取り組んでいる。このプロジェクトの一環として、医療に関するコミュニケーションギャップの改善を目的に、患者や医療従事者それぞれによる視点の違いを描くマンガ賞「医療マンガ大賞」を2019年度に引き続き開催した。
2回目となる今回は、新型コロナ対策に取り組む医療従事者の想いや視点の違いを描くテーマなど9つのエピソードを協力企業と連携して用意した。また、審査員には、多数のヒット作を持つ人気マンガ家・おかざき真理さんとインターネットを中心に様々な医療情報を発信する医師・山本健人さんが新たに加わった。募集期間内に78本の作品応募(第1回は55本の応募)があり、その中から大賞1作品・入賞8作品を選出した。
第2回の大賞は「人生の最終段階」をテーマに、患者視点から戸惑いや葛藤、家族への想いを優しい絵のタッチで描いた、ちえむさんの作品に決定した。受賞作品は、11月20日17時より、医療マンガ大賞特設WEBサイト上にて審査員からのコメントとともに全編を読むことができる。なお、審査員からの要望により、大賞・入賞以外に、13作品を特別賞として特設WEBサイト内で紹介している。