2020年11月19日 18:18

聖隷福祉事業団が運営する介護付有料老人ホーム 松山エデンの園は、11月27日に、「松山エデンの園」入居者の認知機能向上トレーニングの一環として、同じ愛媛県松山市出身のショートショート作家 田丸雅智さんを講師に迎え、 第2回短編小説「ショートショート」書き方講座を開講する。

第2回目となる今回は、田丸さんが実際に来園し、初級クラスと中級クラスの2部制に分けて開講。初級クラスでは入居者だけでなく、新たに入居検討している一般の人にも参加してもらう。中級クラスでは、前回参加した入居者を対象に実施。ショートショートとは「短くて」「不思議で」「印象的な結末がある」小説のことであり、講座の体験を通して、「発想力」「論理的思考力」「文章力」「コミュニケーション能力」の育成を目指し、さらに認知機能にもいい影響を与えると考えている。

9月に松山エデンの園で開催された第1回短編小説「ショートショート」書き方講座では、昨今の状況を鑑みて、高齢者が初のリモートに挑戦する試みとなった。脳トレやオンライン講座に興味関心を持った人々をはじめ、11名の入居者が参加し、不思議な言葉から想像を広げて、短い物語の作成に挑戦した。今後は、2021年3月頃に第3回「ショートショート」書き方講座の開講を予定、他にも職員による定期的なショートショート講座の開講する予定になっている。

書き方講座は、11月27日開催。初級クラスは13時半~14時45分、中級クラスは15時半~16時45分となる。