2020年11月18日 13:18

気象情報通信は、気象観測システム設置に関する相談、コンサルティング専用のウェブサイト「気象観測ドットコム」を開設した。
集中豪雨や異常高温などが頻発する近年、国や地方自治体、研究機関、放送局の他、民間企業においても気象観測や環境測定の需要が高まっている。しかし、「気象観測機器や環境センサーを設置したいが、どのメーカーのものにすれば良いかわからない」、「既存の気象観測装置を修理したいが、古すぎて問い合わせ先が不明」など、出だしの段階で躓くという声があった。また、気象観測システム導入に関するRFI(情報提供依頼書)やRFP(提案依頼書)への協力依頼や、「まずは正確な気象観測が可能な環境か現地調査をして欲しい」という相談もある。そこで、気象観測や環境測定を行うための調査・報告を行うコンサルティングサービスや相談受付を「気象観測ドットコム」にて開始した。
同コンサルティングサービスは、過去10年以上にわたる気象観測システムの設置実績で培った豊富なノウハウをもとに、気象観測システムの新規導入、リプレイスなどを効率的に行うための現地調査、機材の選定、構成図や推奨システムの提案をとりまとめ、報告(レポート)を行うもの。相談・見積りは無料で行っている。また、「気象観測ドットコム」のサイトには、自治体、消防、放送局、学校、教育機関、農業、道路、河川、沿岸、港湾などの活用シーンや用途別の事例、さらに気象要素ごとの豊富な事例を掲載している。