2020年11月17日 17:10

インテージクオリスは、エクォス・リサーチと協働し、オンラインワークショップシステム「DIGI-LAB」の開発を開始した。2021年1月の提供開始を予定している。

近年、マーケティング活動の意思決定や新事業開発、新商品・サービス開発のフェーズにおいて「ワークショップ」を活用する企業が増えてきた。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、大人数が1カ所に集まり密に議論をする、従来の形でのワークショップは開催が難しくなっている。そこで、オンライン会議システムやオンラインホワイトボードを使って、オンラインワークショップが開催されるようになった。

その一方で、ツールによっては英語のインターフェースしかなかったり、ワークをする上で外部のツールを組み合わせて使用する必要があったりするなど、企画や実施に制限がある場合も多い。本システムは、企業が商品・サービス開発などさまざまな目的のために実施する「ワークショップ」をオンライン上で行うために開発したもの。

デジタル付せんやビデオチャットといった機能を実装し、オンライン上でも議論やアイデア出しを活発に行うことが可能。また、組織内の会議やディスカッション、教育機関での共同研究など多様な用途で活用できる。今後、さらにAI技術を活用した先進的な機能を拡充予定。