2020年11月13日 18:45

ロジック・アンド・デザインは、デジカメやスマートフォンの画像ファイルを、クラウドを利用したWEBブラウザ上の簡単なPC操作で鮮明化できるサブスクリプションサービス「Lisr-CIS」を、11月13日より提供開始する。

「Lisr-CIS」はWeb GUIによる画像処理サービスで、同社が開発した画像鮮明化技術LISr(Logical Image sensitizer)を用いることで、画像に加工や修正を加えることなく鮮明化を実現する。画像鮮明化とは、画像を構成する画素ごとにアルゴリズムによる判断を瞬時に行い、狭くなってしまったダイナミックレンジを広げ、新しい画素に置き換えていく技術。画素ごとに判断することで、極端に明るい部分と暗い部分が混在していても画像全体のバランスは崩れなくなり、明るい場所は明るいなりに、暗い場所は暗いなりに処理がされるので、非常に鮮明な画像になる。

特に悪天候で視界が悪くなった画像や、光量不足によってとても暗くなってしまった画像、逆光や光量変化が大きいために 黒つぶれした画像で、被写体を鮮明にすることができる。画像加工とは異なり、元画像を加工するわけではないので、原本性を失うことなく、裁判等の証拠としても有効。

料金設定は、SNS向けに画像を鮮明にしたいといった個人ユーザーから、社内の印刷物や資料制作などの企業内用途向けや、建設現場や公共インフラ、報道カメラマンなどのプロユース向けなど、画像鮮明化のニーズに応える3つのコースを設けている。