2020年11月13日 18:09

赤ちゃん本舗は「2020年赤ちゃん命名・お名前ランキング」を発表。男女ともに100位までのランキングを紹介した。調査対象は、赤ちゃん本舗の会員情報のうち、生年月日が2020年1月1日~2020年10月20日の赤ちゃんの名前。

男の子の名前では、「蓮」は、赤ちゃん本舗のランキング実績のある2005年~2020年までの16回で、8度目の1位となる。10位の「碧」は昨年53位から大きくランクアップ。同じく色をあらわす「蒼」「蒼大」もランクイン。「陽」を使った名前が20位中6つを占め、青空や太陽をイメージした大きさやあたたかさを感じる名前が上位に入った印象。

女の子の名前も、「あかり」「ひなた」といった明るく照らす光をイメージする名前が多くランクイン。また元号が令和になって以降、万葉集の影響か古風で日本的な名前も多く見られる。「彩葉」が昨年から大幅にランクアップ(34位→16位)しているのも特徴。

読みランキングには、男女同じ読みの名前が20位内に2つランクイン(アオイ、ヒナタ)。ジェンダーレス化が感じられる。さらに漢字ランキングでは、止め字に使われることの多い字に変化が見られた。男の子では「郎」「朗」「之」「介」といった漢字がランクアップ。女の子では、「乃」「子」が大きくランクアップした。また、レトロな名前が昨年以降注目される中、「郎」や「子」が増えているのは、今年一大ブームとなっている「鬼滅の刃」の主人公の名前「炭治郎」「禰豆子」といった名前の影響も感じられる。