2020年11月13日 11:47

ジーコムは、11月2日、無線ナースコールの新モデル「ココヘルパVP」を発売した。

コロナ禍における介護現場では、感染リスクの低減を目指す動きが加速し、「非接触」によるケアのあり方が模索されるようになった。一般的に冬に流行しやすくなると言われているインフルエンザとの同時流行も危惧されており、スタッフ、入居者とその家族の安全を確保するため、介護現場では「サービスの質を維持・向上させつつ、いかに感染リスクを低減させるか」を課題にしている介護事業者が増えてきた。また、介護の担い手不足が深刻化する中、介護現場における業務効率化とスタッフの業務負担軽減が大きなテーマになっている。

介護専用無線ナースコールのパイオニア的存在である同社が今回発売した「ココヘルパVP」は、介護の新常態(ニューノーマル)を模索する介護事業者様をサポートすることを目的に開発を進めてきた無線ナースコールシステムだ。業界初となる「映像型活動検知アルゴリズム」を搭載し、入居者のベッド上での活動状況を判定。無線ナースコールで入居者の活動量を把握することができるようになり、低コストで夜間業務の負担軽減が可能となった。

主な機能としては4つあり、夜間の定期巡回の業務負担を軽減できる専用タブレット「リモート型夜間巡回見守りソフト」、入居者のベッド上での活動状況を判定できる「映像型活動検知機能」、体調変化に注意を要したり、経過観察を要したりする入居者などへの対応に配慮した「録画・録音機能」、エコーキャンセラー搭載により自然な会話が可能な「全二重会話機能」などが備わっている。

ジーコム