日本科学技術振興財団・科学技術館とビー・シー・シーは、「科学技術館　バーチャル見学ツアー」を、2020年11月12日(木)より公開する。本ツアーは、ビー・シー・シーが手掛けるサービスを利用している。これは、自宅や学校に居ながらにして科学館内を360°画像や映像を通して、バーチャル見学や事前学習ができるというもの。

ウオークスルーコンテンツに、動画や静止画、テキスト情報、外部リンクなどを無制限に埋め込むことが出来き、魅力あるコンテンツ紹介ができる。また、展示物を閲覧できるようになれば、どのようなことを学べるのか、体験できるのかを事前に知ることができる。

さらに、コロナ禍で現在休止中の展示物もバーチャルで体験が可能。くわえて１つのバーチャルコンテンツを基に、一般来館者用、学校団体用、移動科学館用と複数のバーチャルツアーを制作することが可能で、閲覧者の学習内容に合わせたコンテンツ紹介が出来る。

今回は、科学技術館を撮影技術の試行の場としても活用してコンテンツを制作し、一部の展示についてプレオープンする。同館を皮切りに、本サービスを利用して全国の科学館・博物館、動物園・水族館、国立公園等でコンテンツが制作され、１つのサイトに集約し全国のバーチャルツアーを体感できるサービスを作り上げることで、「サイエンス」の裾野を広げる活動となればと考えている。詳しくはこちら。