2020年11月10日 14:43

NOSIGNER(ノザイナー)は、ソーシャルディスタンスを楽しく守るためのサイネージ「SOCIAL HARMONY」を開発しました。
デザイン事務所「NOSIGNER」は、、希望ある未来への社会変化を加速させるためのソーシャルデザインの活動体。パンデミックから命を守るための共同編集ウェブサイト「PANDAID」のプロジェクトの一環として「SOCIAL HARMONY」を開発した。
「SOCIAL HARMONY」は、床に描かれた大きな楽譜上の音符の上に立つとその音階の音が鳴る。列に並ぶ人がみんな音符の上に立つことで、自然と楽しくソーシャルディスタンスを保つことができる。曲はエリック・サティの「ジムノペディ」を使用。音符は踏んだ瞬間に反応するため、音が鳴るタイミングはその都度変わり、その場・その人たちによってしか演奏されない一期一会の音楽が空間を彩る。ソーシャルディスタンスを取るという行為が、社会的な規制ではなく、前向きに取り組める楽しい日常の演出に変わる。
「SOCIAL HARMONY」は、10月27日より表参道ヒルズと横浜みなとみらいホールで設置を開始。表参道ヒルズは11月4日まで、横浜みなとみらいホールは12月31日まで設置予定。今後は季節やイベント、導入場所に応じた音楽の採用を検討している。