2020年11月10日 11:10

DAIZは、同社の植物肉「ミラクルミート」が、ナチュラルローソン店舗で発売するトルティーヤの原料として採用された。
世界的な人口増加と新興国の経済成長により、2030年にはタンパク質の需要に供給が追い付かなくなる「タンパク質危機」が起こり、タンパク質の需給がひっ迫することで、これまで以上に食肉価格の高騰が予想されている。そこで、「植物肉」が代替タンパク質として注目されており、その市場は世界で9兆円を超えると見込まれている。
これまでの植物肉は、大豆搾油後の残渣物である脱脂加工大豆を主原料としていたが、DAIZの植物肉は原料に丸大豆を使用。オレイン酸リッチ大豆を使用することで、大豆特有の臭みを無くし、異風味を低減している。また、味や機能性を自在にコントロールするコア技術「落合式ハイプレッシャー法」で大豆を発芽させ、旨味や栄養価を増大させる。その発芽大豆をエクストルーダー(押出成形機)にかけ、膨化成形技術により、肉のような弾力と食感を再現している。発芽タンクを用いた独自の製造プロセスにより、原価低減を実現し、牛肉・豚肉・鶏肉に対し、価格競争力がある。
今回、新たにDAIZの「ミラクルミート」を使用した新商品2種「トルティーヤ 大豆ミートのピリ辛肉みそ」(発売日:11月3日)、「トルティーヤ 大豆ミートのキーマカレー」(発売日:12月22日)が首都圏で展開するナチュラルローソンにて順次発売となる。
価格は各330円(税込)。