2020年11月10日 11:08

ベイシスは、11月9日、スマートインフラ構築プラットフォーム「スマセッチ」をサービスローンチした。
同社は、電力のスマートメーター設置件数100万台に代表される、IoT機器設置分野における国内最大級の施工実績がある。「スマセッチ」はIoTを活用したスマートインフラを構築する際の機器設置や工程管理、施工後の運用・保守をワンストップで依頼できるプラットフォーム。「スマセッチ」の導入により依頼主のコストの抑制、施工を実施する協力会社の生産性向上が期待されている。
従来のインフラ構築においては、多重下請け構造などの問題によるインフラ構築コストの高騰や、機器設置~運用・保守まで様々な協力会社へ依頼しなくてはいけない、全国各地での施工を依頼できる業者がいないという課題がある。スマートインフラ構築プラットフォーム「スマセッチ」はこうした課題を解決し、全国ネットワークを活用し、ワンストップでインフラ構築を請け負うサービスになる。全国各地で施工を実施する場合、大手通信工事会社へ依頼する場合と比較して、1/2~1/3の費用を実現できる可能性がある。
今後、同社ではIoT機器設置分野における圧倒的な施工実績と全国の協力会社とのネットワークを活かして、集中豪雨や巨大台風対策としての全国各地への水位センサーの設置などの災害対策や、工場ラインの異常を事前に感知するセンサーの導入等(スマートファクトリー化)を推進していく。