2020年11月09日 18:42

テレコムスクエアとSCREENアドバンストシステムソリューションズ(SCREEN AS)は、11月9日、ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」の新機能「屋内ナビゲーション機能」をAndroid版先行でリリースした。
昨今、紙の地図を持ち歩く人は減少し、移動するときに「スマートフォンの地図」を利用する人は62%となっている。しかし、現状は屋外での地図アプリ活用がほとんどで、屋内では現在地を測位するGPSなどのシステムが建物に遮られるため、屋内ナビアプリはほとんど提供されていない。
このたびリリースしたPinnARの「屋内ナビゲーション機能」は独自のルーティングエンジンを用い、屋内でも現在地を測定し、ナビゲーションできる機能として開発。屋外同様に、迷ったその場からルート検索が可能となり、またルートから外れてしまった場合も自動的にルートを再検索するため、“迷った時はスタート地点に戻る”などの対処法は必要なくなる。屋内ナビゲーション機能の対応第一弾は、世界一迷っている人が多いと思われる新宿駅から対応を開始する。
PinnAR屋内ナビでは、ナビゲーションのほかに「施設内スポット」を検索することも可能。駅構内の実用的なスポット13ジャンルが登録されており、今後駅や空港など公共施設はもちろん、大型商業施設など、さらに多くの屋内施設に対応していく予定。ダウンロードはこちら。