2020年11月09日 14:37

中部美化企業は、浸水対策用の止水板「WaterShutter(ウォーターシャッター)」の第2弾として「WaterShutter Light(ウォーターシャッターライト)」を10月より販売開始した。

中部美化企業では2016年より、漏水量が極めて少ない高性能な脱着式止水板「WaterShutter」を、全国の工場や公共施設など間口の広い大規模な建物へ販売活動を行ってきた。ここにきて全国から「もっと安価な製品が欲しい」「大がかりな工事をしないで設置できないのか?」などの声が多く寄せられたこともあり、従来のハイスペック型の「WaterShutter」よりも、簡易構造なワンタッチ式止水板「WaterShutter Light」の開発を進め、10月に発売した。

「WaterShutter Light」は、既設床面のままでも止水できるというコンセプトを元に開発され、従来には無いワンタッチ操作でパネルを圧着する、新しいタイプの止水板。床面の工事が不要になったことで工期が従来の半分以下になり、販売価格を40%程度引き下げることができた(同社比)。設置場所の対象となるのは、間口が2000mm以下の事務所、店舗、マンションなどの出入口で、一般的な開きドアや自動ドアなどの前面に設置して使用する。従来品より構造がシンプルで約90秒で設置ができる画期的な製品だ。また実際の取付に関しては、現地の建物への設置の可否、対応できる間口や止水高さなど、顧客の質問や不安な点にもすぐに回答できるよう、問い合わせ窓口を設けている。

中部美化企業