唾液から抽出したDNAを基に遺伝的要因と環境的要因を統合し、遺伝子分析サービスを提供するジェノプランジャパンは、10月30日から、法人向けにCOVID-19「新型コロナウイルス」のPCRスクリーニング検査の提供を開始した。

検査のプロセスとしては、まず、会社または自宅で検査キットを受け取る。次に自宅で唾液を採取し、キットに同封されている「ウイルス不活化溶液」を加える。さらに、商品に記載の13桁の商品コードを、ジェノプランウェブサイトまたはアプリで登録。3重に包装した検体（2）を、ジェノプラン研究所（福岡市）に郵送（特定郵便記録、郵送代金不要）し、検体が研究所に到着後検査・判定し、結果レポートを発行。ジェノプランのウェブサイトまたはアプリで結果レポートを確認する。

本検査では、自宅で採取した唾液検体が研究所に到着後72時間以内に新型コロナウイルスに特有なRNA（リボ核酸）の存在有無を判定し、結果レポートを発行する。同社の研究所は、新型コロナウイルス感染症に係る病原体核酸検査を行う衛生検査所に登録されている。本検査は、厚生労働省から性能を認められた国内メーカー製の検査試薬を使用し、判定結果はジェノプランのウェブサイトまたはアプリで確認することができる。

ジェノプランは、法人を通じて本検査を提供することで、無症状の陽性者のスクリーニングによる早期発見を促し、企業内クラスターの発生リスク軽減および感染症拡大防止、ひいては経済活動の早期回復に寄与していく。詳しくはこちら。