2020年11月06日 12:53

国際音楽教育研究所は、10月、通信教育サービス「Primo(プリモ)」のサービス提供を開始した。

楽器を演奏するときに、多くの子どもたちが最初に苦しむのが「譜読みの壁」。楽譜をスラスラ読んで演奏できるようになるためには、言葉を習得するときと同じように、毎日楽譜と音に触れることが大切だ。しかし、楽譜をスラスラ読んだり、音を正確に聴き取ったりする力を伸ばす「ソルフェージュ」のレッスンを受けるための費用は、決して安くない。この課題に対し、同社では、どこにいても、誰でも、ソルフェージュ能力を身につけることができるアプリ教材「プリモ」を開発した。

「プリモ」は、1日わずか10分の学習で、楽しみながら楽譜の読み方が身に付けられるアプリ。演奏に不可欠な、「読譜」「初見演奏」「リズム」「聴音」という4つの力が自然と身につく。毎日アプリに取り組むと、作曲家の伝記や作品の演奏音源、スペシャル問題が登場し、楽しんでアプリを続ける工夫も凝らされている。

また、一人ひとりの習熟度に合わせて問題を出題する「経験値システム」を導入している。それぞれに合ったレベルの問題を出題することで、音楽の基礎の着実な習得と、学習意欲の向上を狙う。また、アプリに取り組んだ日を、カレンダーで一覧することができ、学習管理も効率的に行える。

価格は月額380円~1480円(税込)。

公式サイト