2020年11月05日 16:12

アイリスオーヤマは、ソフトバンクロボティクスが開発・製造する除菌清掃ロボット「Whiz i(ウィズ アイ)」をベースに多様な業種の利用ニーズに合わせて最適化できる「Whiz i IRIS EDITION」を11月10日より発売する。

緊急事態宣言以降、全国の新型コロナウイルス感染者数は徐々に減少しているが、各地の企業や施設において引き続きクラスター感染が発生している。こうした中で、企業は一層コスト削減を迫られる一方で、他社と差別化できる高度な付加価値を顧客に提供することが求められ、ロボットを活用した業務へのニーズが極めて高まっている。

「Whiz i」は、床清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーの除菌清掃ロボット。今回、アイリスオーヤマが発売するAI除菌清掃ロボット「Whiz i IRIS EDITION」は、清掃業務の自動化だけでなく、空間に浮遊する菌量の削減や、ウイルス・細菌の除菌に加え、様々な外部機器と接続できるコネクタによりスピーカーやカメラを用いた販促やマーケティングへの活用といった掃除にとどまらない多様な付加価値を提供する。

具体的には、オフィス・商業施設・宿泊施設・レジャー施設などにおいて、LED照明事業で採用している通信プロトコルLiCONEXと連携し、「Whiz i IRIS EDITION」で取得した清掃データと照明環境などの空間情報、施設情報を組み合わせることで、アイリスオーヤマの法人向け事業との融合性を高め、効率的な施設管理ができるソリューションの提供を通じた業界の変革を促進する。

アイリスオーヤマ