2020年11月02日 19:07

小学館のWebメディア「和樂web」は、10月に月間200万UUを達成した。メディアのコンセプトである「日本文化の入り口をつくる」ための活動をますます拡大するため、11月2日にサイトデザインとロゴを新たにリニューアルした。
2019年4月にスタートした「和樂web」は「日本文化の入り口マガジン」をコンセプトに、高尚に見られがちな日本文化をもっとカジュアルで身近な存在にするためのメッセージを発信してきた。2020年からは、読み物にとどまらずオーディオコンテンツやショートムービーなど、さまざまな表現手法で日本文化の魅力を伝えている。
和樂webのさまざまな公式アカウントの中でも6月にスタートした音声プログラム「popIn Wave」では浮世絵や工芸、春画など日本文化をテーマにしたトーク形式の音声コンテンツを約4カ月間で22本配信している。再生数は同期間で約15倍に成長。また、8月にスタートしたショートムービープラットフォーム「TikTok」では10月25日時点で3000フォロワー超、1投稿あたりの最大再生数は50万回を超えた。
サイトデザインのリニューアルのポイントは2つ。ひとつめは、「読みもの」と同じ階層に「今日の和樂」「買いもの」を追加したこと。ふたつめは、編集部によるコメントがさまざまな箇所に挿入される構成。ライターと読者をつなぐブリッジの役割として、編集長や編集部のスタッフが会話形式で記事や「今日の和樂」を盛り上げるしくみを導入している。