2020年11月02日 17:37

顔認証等生体認証による入退管理、監視カメラシステム等によるソリューションを提供するセキュアと、画像処理技術およびAI技術の研究開発を行うモルフォは、防犯カメラの映像から混雑状況を判定する映像解析ソフトウェア「SECURE群衆カウントソリューション」を開発、11月2日より提供開始する。
Go-ToトラベルやGo-Toイート、Go-Toイベントなどが開始された事による人の移動の増加に伴い、施設側は混雑対策や3密対策をより充実させる必要がある。しかし、従来のカウントシステムは専用の人数計測器を設置する必要がある、あるいは専用の解析サーバを現地に設置する必要があり、そのため導入コストが課題となっていた。
セキュアは豊富な監視カメラソリューションの実績に加え、モルフォの先進のAI画像解析技術および世界最速級Deep Learning推論エンジンをクラウドに実装することで、大幅なコストダウンに成功した。既存のネットワークカメラも活用できるので利用を申し込むだけで運用を開始することが可能。
本ソリューションは、7月1日にオープンした新宿住友ビル・三角広場にて実証実験を開始していた。住友不動産・三角広場管理担当者より、イベント運営において来場者に安心と安全を提供できると評価され、より手軽に利用できるサービス化を目指し、クラウド型での商品化に成功、11月2日より提供を開始する。