2020年10月30日 13:38

カインズは、11月3日にグランドオープンする朝霞店で初めて、希望する商品の売り場を案内するロボットを試験導入する。
同社では、中期経営計画「PROJECT KINDNESS」を策定した2019年から、「Stress-free(ストレスフリー)」「Personalize(パーソナライズ)」「Community(コミュニティ)」「Emotional(エモーショナル)」の4つの目的に基づき、デジタル戦略を進めている。特に、商品の売り場検索機能や在庫数表示機能、取り置きサービスの「CAINZ PickUp」などはコロナ禍における非接触、非対面などのニーズに合致したことから多くの顧客に利用されている。
今回、新しいデジタル施策として、「あさかリードタウン」商業施設街区にオープンするカインズ朝霞店で初めて、売り場案内ロボットを試験導入。ロボット上部に設置しているタッチパネルで、カテゴリー検索から探している商品を選ぶと、その商品が並んでいる棚の前またはそのカテゴリーの通路前までロボットが案内する。ロボットが案内するというユニークな接客方法は、希望する商品が見つからないというわずらわしさを解消するだけでなく、顧客に買い物をより楽しんでもらえる購買体験価値の向上にもつながると期待できる。まずは、DIY関連用品売り場やガーデニングコーナーで稼働させ、実証実験後の展開を検討する予定だ。
朝霞店の所在地は、埼玉県朝霞市根岸台3丁目20-1。