2020年10月27日 17:12

救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用を手がけるSmart119(スマート イチ イチ キュウ)は、救急医療を中心とした専門家の知識をわかりやすく紹介するイラストレーション・シリーズをホームページとして公開した。

Smart119は、救急集中治療医学を専門とする千葉大学の中田孝明教授により設立された医療情報技術の企業で、2020年7月より千葉市消防局に救急情報共有システム「Smart119」を供給している。新型コロナウイルスが猛威をふるい社会に大きな影響を与え始めた2020年4月から、社内外に集う医師、救命救急士、看護師らによる正しい専門知識を集約して一枚のマンガ風イラストレーションとして公開する企画を開始。誰でも無償でダウンロードして利用可能としたことで、企業、自治体、学校などさまざまなシーンで活用されている。

最新作が発表される度に、「これまでの作品をダウンロードしたい」という強い要望があったことを受け、このほど専用のページを設けて過去8作品のデータを公開することとした。過去作品が一同に会したこのホームページには、印刷用データも用意され、企業・学校等において健康への配慮を報じる人が無償で自由に使うことが可能。

なお本シリーズは、有益な情報を提供し一般に公開されていることが評価され、8月21日に「反響呼ぶ医師たちのコロナ解説」としてNHK(日本放送協会)首都圏ニュースにて紹介された。