2020年10月27日 12:29

大正大学とソフトバンクは、大学の教育・研究活動やキャンパス運営にテクノロジーを活用したスマートユニバーシティの実現を目指し、10月21日に連携協定を締結した。

大正大学は、2026年に創立100周年を迎えるに当たり、中期計画「MIGs(ミライ・イノベーション・ゴールズ)2026」をキーワードに、大学の魅力化実現に向け多様な改革を推し進めている。現在、「MIGs 2026」では、産学連携のデータサイエンス教育を導入するなど、さまざまな取り組みを進めている。ソフトバンクは、「Beyond Carrier」戦略を掲げ、通信事業を基盤に最新テクノロジーを活用して産業のデジタル化を推進し、社会課題解決に取り組んでいる。またSDGsの達成を経営の重要事項と位置付け、教育機関や地域社会、自治体、企業などへの貢献を目指し、さまざまな取り組みを行っている。

両者は「MIGs 2026」の各種施策のうち、「スマートユニバーシティ構想」を中心に連携を進めていく。スマートユニバーシティ化を実現するための大正大学の組織「U-スマート化推進ラボラトリー(USL)」を通して、学内システムや教育・研究活動のデジタル化を推進。さらに、大正大学が注力する地域貢献を担う人材の育成を目指し、ソフトバンクのグループ会社との協力を行っていく。両者は、大正大学の教育に関する知見と、ソフトバンクのテクノロジーを活用し、学生の学び方改革や教員の働き方改革、地域活性化などに貢献する、新しい教育モデルの実現を目指す。

大正大学 / ソフトバンク