2020年10月26日 11:42

SBSが運営する「片付けられない.com」は、「ミニマリストを体験させる部屋片付けプラン」を10月にリリースした。

圧倒的に散らかった部屋には、「片付けられない」「捨てられない」2つの傾向がある。捨てれない人からの依頼では、「捨てたくない=本人の意向」となるため、尊重と現実のギャップは大きく、全く片付けが進まない。また捨てられない背景には強迫性障害(精神疾患)が原因となるケースも多く、こうなると気持ちの問題ですらなく、物理的に捨てられなくなる。「医療×福祉×片付け」の必要性を掲げる同社としては、このような捨てられない人たちに向けて「認知行動療法」に着目した体験型の片付けプランを提供する。

「ミニマリストを体験させる部屋片付けプラン」は、「所有物に対しての選択」ではなく「暮らし方の選択」という、整理収納の理論とは全く別の切り口。先に「暮らしの理想形を体験させる」ことで、過去の暮らしと天秤に掛けてもらう。失恋直後の恋愛にも似ているが、「失恋のショックを新しいパートナーが忘れさせてくれる」、そんな心理を突いた片付けプランだ。今の心を満たすことで、過去への執着を忘れさせる。「過去の暮らし」or「今の暮らし」、どちらが良いのか最後に1つ選択してもらうが、今のところ、全ての顧客が「今の暮らし」を選んでいる。まるで「認知行動療法」にも似た体験型の片付けプラン、これこそが片付けドクターの目指す最強プランだ。

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