2020年10月23日 15:58

CureAppは、治療用アプリの処方プラットフォームである「App Prescription Service」(APS)の医療機関への提供を開始した。

現在、国内外で治療用アプリの研究・開発が進み、欧米では医療現場で医師によって患者様へ処方されているものがすでに複数登場している。そのような中で、各企業が治療用アプリの導入や処方に関して独自のシステムや業務フローを提供することになれば、臨床現場においては大きな導入・運用の負荷がかかることが懸念される。そこで同社では、ワンストップでスムーズに必要な治療用アプリを導入できる処方プラットフォームであるAPSを開発した。

APSは、薬事承認取得済みの「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」をはじめとする、今後国内で登場する治療用アプリの導入や処方・管理などをワンストップで行うためのサービス。医療機関は契約や支払いなども本サービスを通して行えるため、治療用アプリに関する全ての業務がブラウザ上で完結する。同社製品以外にも対応しているので、今後多数のメーカーから治療用アプリが発売されるようになった際にも、各アプリごとに契約やシステム導入をする必要はなく、同一の契約および処方フローで簡便に治療用アプリが処方できる。

今後は同社製品だけでなく、全ての治療用アプリの契約・処方ができるプラットフォームとして日本全国で展開し、医療機関において治療用アプリがワンストップでスムーズに処方される世界を目指す。