2020年10月23日 12:03

カケハシは、薬局体験アシスタント「Musubi」の新機能として、問診票OCRサービスを開始する。

これからの薬局に求められる「患者満足」。それは患者一人ひとりに向き合う薬局スタッフの「働き方改革」なくして実現するものではない。そして働き方改革は、適切な「店舗の状況把握」があってこそ。「Musubi」はその全てをサポートし、薬局・薬剤師と患者双方の薬局体験を向上させる、従来の電子薬歴とは明確に異なる新時代のサービスだ。

「Musubi」で各患者に合った薬の説明文や健康アドバイスを提示するためには、利用開始時に患者情報(性別、年齢、併用薬、生活習慣など)の入力が必要。これまでは、それらの情報を手入力する必要があったため、利用開始時の薬剤師の業務負荷が高く、長い準備期間や入力のためのまとまった時間を取ることが不可欠だった。

問診票OCRサービスは、記入済みの問診票を専用スキャナーでスキャンすることで、「Musubi」上に問診票の画像データとOCR読み取りをしたデータを表示することができる。薬剤師は、表示された画像データとOCR読み取りしたデータの内容を見比べ、正しく入力されているか確認した上でデータ保存を行う。

同サービスでは、患者情報を円滑に「Musubi」に取り込むことが可能となり、「Musubi」利用開始時の薬剤師の業務負荷を軽減。さらに、薬剤師が「Musubi」利用開始時から充実した患者情報に基づく服薬指導を行うことで、患者の満足向上により注力することができる。

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