2020年10月22日 11:44

エステーは、フードデリバリー専用の温熱シート「HEAToGo(ヒートゥーゴー)」と「専用パッド」を、オルセンと共同で開発した。
フードデリバリー業は、年2桁成長を続けており、昨今のCOVID-19の影響でさらに伸長している。同業界では、「早く届ける」、「温かいまま届ける」との命題がある。この内「温かいまま届ける」ことをエステーの温熱技術でもって、これまでの電気的な保温方法よりも、より簡単、便利、低コストで、しっかりと保温しながらデリバリーを実現することが可能になる。現状においては、カイロ技術による温熱シートを使用したテリバリー食品の保温は存在しておらず、エステーにとって新たな市場、分野への参入となる。
新開発の「HEAToGo」フードデリバリー専用温熱シートは、温熱シート用の専用パッドと共に、宅配用の保温バッグをメインとする保温製品全般を手掛けるオルセンと共同開発を行った。「HEAToGo」を「HEAToGo」専用パッドで使用した疑似食品(85℃)の温度変化試験では、配達時間の目安である20分後で75℃、30分後でも70℃以上を維持できる。また、持続時間は、およそ8~10時間。専用パッドに2個を装着し配達用バッグに入れるだけで、手間をかけずにデリバリーする食品をより温かい状態で届けることが可能だ。
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「HEAToGo」の価格はオープン。発売日は10月下旬から順次。