2020年10月19日 14:01

鈴廣蒲鉾本店は、魚、水、そして慶応元年(1865年)より受け継がれる職人技のすべてに一番を揃えた逸品、正月限定かまぼこ「一(はじめ)」を限定300組で販売する。
「一」は、正月にお重を飾る華やかなおせち料理のなかでも「いの一番」に味わってもらいたいという想いから名付けられた。「一」の顔ともいえる題字は、毎年、各界の著名人に筆を揮ってもらっている。今年は箱根神社宮司として活躍している小澤修二師に「一」の字を書してもらった。
「一(はじめ)」はすり身の原料となる魚から厳選。使用するのは新鮮な生のグチとオキギス、クロムツ。オキギスにいたっては、「一」のためだけに特別に漁に出て、身の優れたものを選び抜く。蒲鉾の弾力を左右する塩加減や温度管理、板付けの仕方は職人の手の感触で決めていく。「一」の富んだ弾力を引き出すためには20年以上修業をつんだ職人の技が必須だ。通常のかまぼこの2倍の大きさもある「一」。すり身の層と層の間に空気が入らないように、そして均等に付けていく逸品は極上の食感と艶を生み出す。また、「水」は箱根丹沢山系の箱根の名水「箱根百年水」を使用。適度なミネラルを含み、硬度が高く分子の固まりが小さいため、身の白さを増すだけでなく、小田原かまぼこ特有のぷりぷりとした弾力も引き出す。「塩」はミネラルを豊富に含み、かまぼこの弾力としなやかさを引き立てる天然塩を使用した。
価格は「紅白2本組」1万8000円(税別、送料込)。予約開始日時は11月15日9時。