2020年10月15日 11:50

寺田倉庫は、芸術文化発信事業の一環として、アートカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」を10月15日にオープンする。
同社は、美術品保管を主軸に、美術品修復・梱包・輸配送・展示など、芸術家の情熱や美術品に込められた価値を未来に受け継ぐためのサポート事業を広く発展させてきた。今回オープンする「WHAT CAFE」は、アート業界の未来を担うアーティストの支援を目的とした新しい芸術文化発信施設。ギャラリーとカフェが融合するアート空間は800平方メートルにおよび、食事や飲み物を楽しみながら、日本のアート業界の未来を担うアーティストの作品を鑑賞・購入することが可能だ。
会期ごとにすべての作品を入れ替えることで、数多くのアーティストに作品の披露および販売の機会を、また、来訪者には年間を通して数百点の作品と出会う場を提供。価格帯は5万円~20万円を中心としており、気軽に様々なアートに触れ合うことができるアートのためのカフェスペースを展開することで、世界にたったひとつの作品が個人のライフスタイルをより豊かに変えてゆくきっかけを作っていく。
同社では芸術文化発信施設の運営を通じて、天王洲をアートの一大拠点にするための街づくりに取り組んでおり、12月12日にオープンする現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」ならびに同「WHAT CAFE」は、文化庁および観光庁を主体とした「文化観光推進法」に基づいた文化観光拠点施設として、民間企業初の計画認定を受けた。
入場料は無料。所在地は東京都品川区東品川2-1-11。