2020年10月13日 18:36

リンナイでは、夫婦の家事・育児の実態を探るべく、関東圏(1都3県)在住、20~40代の既婚男女(小学生以下の子ども有の人)計1,000名を対象に、「夫婦の育児・家事」に関する意識調査を実施した。

それによると、コロナウイルスの影響で在宅勤務、在宅時間が増えたと答えた人が過半数に上ることが分かった。また、在宅時間が増えた男性の約6割が、育児・家事参加率が上がったという結果も見られた。コロナ禍によって夫婦間での育児・家事の役割分担の変化についてたずねたところ、全体では約4割が役割が増えたと回答。自身については、男性は約5割、女性は約4割が役割が増えたと答え、男性のほうが多いということが判明した。

コロナ禍で男性の育児時間は約3時間(コロナ前と比べて+1時間)、家事時間は約2時間(同+40分)に増加。ただ、パートナーの役割分担の変化について聞いてみたところ、夫の役割が増えたと答えた女性は約3割と少ない結果となり、男性と女性では意見が異なることがわかった。

家事分担のルールに関しては、約8割の家庭が家事分担のルールを決めていないということが判明。ルールがあると答えた人に、どのようなルールがあるか聞いたところ、「内容ごとに担当を決めている」が約7割、続いて「曜日や月で担当を分ける」が多い結果となった。さらに、コロナ禍において「名もなき家事」が増えたと答えた人は約5割。新たに増えた「コロナ家事」として挙げられたのは、最多が「マスクの手洗い・洗濯」だった。