2020年10月13日 12:41

おいしい健康は、日本糖尿病協会と共同で、糖尿病の人向けのレシピ投稿・共有サイト「みんなの寄付レシピ 糖尿病のみなさんへ」をリリースした。
日本では、糖尿病の患者数は328万人を超え、過去最多の人数を記録。また、糖尿病が強く疑われる人(糖尿病有病者)と糖尿病の可能性を否定できない人(糖尿病予備群)はそれぞれ約1000万人、合わせて約2000万人と推計されている。糖尿病の治療では「食事」に大きな役割があるが、糖尿病の人とその家族にとっては、毎日の食事は「むずかしい」「おいしくない」「続けられない」など、悩みを抱える人も多くいる。「糖尿病の食事」と聞くと、むずかしさや大変さが浮かぶが、実は食べてはいけないものはなく、特別なメニューもない。適量をバランスよく、毎日続けることが大切だ。
このようななかでおいしい健康は、糖尿病の人やその家族が毎日の食事をよりおいしく楽しむことを目的に、家庭ごとにちがう料理のアイデアやくふうを共有できるレシピ投稿の取り組みを、日本糖尿病協会と共同で開始。今回、「みんなの寄付レシピ」をリリースした。
同サイトでは、糖尿病の人やその家族が実際に作っておいしかったレシピを、くふうやエピソードとともに投稿することができる。投稿されたレシピは、管理栄養士による監修を経て掲載。これら掲載レシピの数に応じ、おいしい健康から日本糖尿病協会に寄付が行われる。