2020年10月09日 15:19

博報堂コンサルティングは、ハンズオン型ソリューション「地域金融機関とともに実現する『ちいきの企業活性化ソリューション』」を立ち上げた。

近年、グローバル化や既存市場の成熟化、生活者の意識変化等の影響により、地域経済や地場産業に大きな影響が出ている。さらに追い打ちをかけるように、新型コロナウィルスの感染拡大に伴うさまざまな自粛等の影響により、経営に行き詰まる企業が後を絶たない。中でも飲食業や宿泊・レジャー施設、アパレルや製造小売業の窮境が目立つ中、地域経済の中枢を担う地銀などの地域金融機関が果たす役割が大きく期待されている。しかし一方で、企業の将来の事業方向性の見定めやそれを実行するためのノウハウやリソースが不足し、事業変革の実現に至ることができず地域金融機関も企業も苦しんでいる状況が続いている。

これらの課題を解決すべく、博報堂コンサルティングは今回、地域経済の中心にある小売、おもてなし、1次産業、製造業領域において、ブランド戦略の構築と実行を伴走するハンズオンソリューションである「地域金融機関とともに実現する『ちいきの企業活性化ソリューション』」の提供を開始した。

その第1弾としてリテイル領域における「リテイルソリューション」を、ワールド元取締役常務執行役員でアパレル業界において数々の実績を誇る福井淳さん(スパークインダストリーグループ)、家具インテリア業界においてコロナ禍においても急成長し、地方家具店や家具メーカーの事業再生をはじめ官民ファンドとの取り組みでも注目される北村甲介さん(リビングハウス)とタッグを組み、地域企業の活性化を支援する。

博報堂コンサルティング