2020年10月07日 12:16

外国人雇用協議会は、「日本で働くためのやさしい教科書」を教育・学習教材として認定し、販売を開始した。

外国人雇用協議会は、外国人材活躍の枷になっている様々な課題を解決するため、日本の言語・文化・ビジネス習慣に通じた質の高い外国人が、日本のビジネス社会で最大限に活躍できる環境を整えるため、2016年4月に設立された。

日本の少子化に伴う労働人口減を解消するための新在留資格「特定技能」が2019年4月に施行されるなど、外国人就労者への期待が高まっている。外国人の受け入れが進むにつれ、日本語や資格試験に合格するための勉強環境は格段に整ってきた。外国人の雇用が進むなか、就労者・雇用主の双方から「日本語での会話は成り立つ、しかし日本のマナーや習慣を知る機会がなく働きだしてから戸惑っている」という課題を相談されることが増えてきた。

良好な共生社会を実現するためには日本のビジネスマナーの習得と日本社会の理解は必須。「日本で働くためのやさしい教科書」は、やさしい日本語と英語・ベトナム語で作られている。既に日本で働いている人にも、海外在住で日本での就労を考えているが日本語がまだ不得手な人にも、ネイティブな言語で効率よく日本社会を学ぶことのできる内容だ。当該教科書は外国人就労適性試験(第一科目:ビジネス文化・社会常識)の対策教材として活用できる。

定価は1800円(税抜)。販売代理店は、グローバルトラストネットワークスキャリアデザイン・アカデミーSUNレバレジーズ

外国人雇用協議会