2020年10月05日 08:39

コークッキングは、足立区と「食品ロス削減協定」を締結し、締結式を実施した。
同社が運営するフードシェアリングサービス「TABETE(タべテ)」は、まだ美味しく食べられるのに「捨てざるを得ない危機」にある飲食店の食事を、ユーザーが「1品」から「美味しく」「お得」に購入することによって「レスキュー」できる仕組み(プラットフォーム)。現在、20~40代の働く女性を中心とした30万人のユーザー・飲食店や惣菜店を中心とした約1300店舗が登録、累計で5万食以上の食品ロス削減に成功した。
足立区では、フードドライブ(未利用食品の回収)常設窓口の設置、3010運動(宴会時の食べ残しの削減)の推進、食品ロス削減レシピの紹介等、食品ロス削減を推進している。
本協定では、足立区とコークッキングが双方の資源を生かし、相互に協力し食品関連事業者の食品ロス削減および食品ロス削減に対する区民意識の向上に寄与することを目的としている。本協定における両者の役割としては、コークッキングが、食品ロス削減の取組に関する広報活動、足立区での「TABETE」実績等の情報提供など。足立区が、食品関連事業者におけるフードシェアリングサービスを含めた食品ロス削減の取組に関する広報活動、消費者向けの広報・PR活動など。
「フードロス削減」は、SDGsの目標12「持続可能な消費と生産」の一環としても位置づけられており、日本政府が掲げる「SDGs実施方針」優先課題としても「食品廃棄物の削減や活用」の一環として「食品ロス削減=フードロス削減」が位置づけられている。