2020年10月02日 16:50

カヤックのコミュニティ通貨(地域通貨)サービス「まちのコイン」は、たまプラーザのまちづくりに関心をもつ人やグループをつなぐ地域団体「たまプラ・コネクト」が主体となり、10月13日から実証実験を開始する。

横浜市と東急が推進する「次世代郊外まちづくり」のモデル地区「たまプラーザ駅北側地区」の多世代交流・共助活動の活性を目指すプロジェクト「たまプラ・リビングラボ」にて、改めて地域住民からニーズや課題を聞いたところ「助け合い」のサービスを求める声が多く聞かれた。そこで「たまプラ・コネクト」が中心となり、困っている人のニーズを拾い上げ、地域と関わりたい人や潜在的なスキルをもつ人をつなげる共助の仕組みの一環として、カヤックの「まちのコイン」を活用した実証実験が実施されることとなった。実施項目は、「まちのコイン」を活用したワークショップやイベントの実施、地域のローカル情報を提供するチャットボット「たまプラボット」との連携となっている。

「まちのコイン」は、2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択されて以来、自治体や民間企業の主導で導入されてきたたが、地域団体が主体となるのは本実験が初めてとなる。ゲーミフィケーションを活用した「まちのコイン」の導入により、楽しみながら自然と共助活動の参加が促進され、新たな地域交流が生まれることを目指す。

期間は10月13日~終了未定。地域はたまプラーザ駅北口地区。

たまプラ・コネクト / カヤック