2020年10月01日 14:26

アスクルが運営する一般消費者向けインターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」は9月30日(10月1日出荷分)より、非対面による受け取りサービス(置き場所指定配送)を本格的に開始した。
これまで「LOHACO」では、顧客が荷物を受け取りたい時に待ち時間をできるだけ少なく荷物を受け取れることを目指し、1時間刻みでの時間帯指定や深夜早朝配送などアスクル独自のサービスを提供し、その時々のニーズに合わせて変化させてきた。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響で日用品ECの利用率が高まる一方で、感染防止策を講じた安心・安全な配送へのニーズが高まっている。これを受け2月より、アスクルの物流子会社ASKUL LOGISTが配送する一部エリアに限定して、配達員と対面せずに荷物を受け取れる「非対面受け取りサービス」のテスト運用を行っていたが、今回実装の運びとなった。同時にヤマト運輸が提供する「EAZY」を導入することで、自社グループの配送エリアに留まらず、ヤマト運輸による配送エリアを含めた全国での非対面受け取りが可能となる。
同サービス導入によりアスクルロジストが届ける荷物については、注文時にサイト上で対面での受け取りのほか、置き場所指定(玄関ドア横・宅配BOX)が可能。ヤマト運輸が届ける荷物については、対面での受け取りに加え、玄関ドア横・宅配BOX・ガスメーターBOX・物置・車庫・自転車のかごなど、顧客の希望する場所や日時に合わせた非対面での商品受け取りが可能だ。
サービス提供エリアは全国。サービス開始日は10月1日出荷分より順次。