2020年10月01日 14:17

マイボイスコムは、「オンラインでの医療相談・診察」に関するインターネット調査を9月1日~5日に実施し、1万178件の回答を集めた。

マイボイスコムは、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、体の調子が悪い時などに相談したり、よく診察してもらったりする医師がいる人は44.9%、いない人は47.2%。直近1年間にオンラインでの医療相談・診察を利用したことがある人は約4%。「サービスがあることは知っているが、今までに利用したことはない」が62.9%、「サービスがあることを知らなかった」が30.5%となっている。

オンラインでの医療相談・診察を利用したきっかけは(複数回答)、「コロナウイルス感染予防のため、病院へ行くのを控えたい」が直近1年間利用者の26.5%、「かかりつけ医がオンラインでの診療や相談を実施していた」「待ち時間・通院時間をかけたくない」が2割前後だった。

オンラインでの医療相談・診察の利用意向は3割強。オンラインでの診察・処方経験者では8割弱、診察のみ経験者では6割強、相談のみ経験者では5割弱となっている。利用未経験者では3割強、非認知者では2割強となった。利用意向者に、利用したい方法を聞いたところ(複数回答)、「テレビ電話、ビデオ通話」が61.6%、「メール、問合せフォーム」が50.6%、「チャット」が35.2%。利用したいサービスは(複数回答)、「オンラインで、医師に診察・薬の処方をしてもらう」が75.0%、「オンラインで医師の診察を受け、医療機関受診や市販薬についての助言を受ける」が38.8%、「医師・医療従事者へのオンラインでの相談」が25.4%となった。

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