2020年09月30日 13:10

nicomamaは、妊娠・出産・子育てを迎える女性と助産師をつなぐサービス「nicomama」を、9月より提供開始する。
妊娠・出産・子育てをめぐる社会は、心身の不調から生みだされる産後うつや自死、虐待が大きな社会問題となっている。産後うつは7人に1人、約12万人いると言われており、診断がつかないまでも不安を抱える女性が多い現状がある。医療技術の進歩で救える命が増える中、妊娠中~産後1年までの死因の1位が「自死」。不安が生みだされる環境下では、これらの社会問題を減らしていくことは困難だ。
「nicomama」は、妊娠期からの予防にフォーカスをあてた新しいサービスの提案により、社会課題である産後うつ、自死、虐待やコロナ禍における妊産婦の強まる不安と向き合い、ひとりでも多くの人が安心して子育てを迎えられる社会の実現を目指している。日本の妊娠・出産・子育てにおいて「本質的な安心を生みだす」ことをテーマに、人と人のつながりや専門性ある確かな知識・ケア提供を通して、新しい命をはぐくむ過程に寄り添うサービスを展開する。
サービス内容は、自宅で学べるオンラインのプレパパママクラス「妊婦さんの学校」、全国どこからでもオンライン相談ができる「助産師による無料の個別相談」、専属助産師から産前産後の継続ケアが受けられる「かかりつけ助産師」。「かかりつけ助産師」の登録者数は半年間で200名の見込みで、全国で活躍する助産師がひとつとなり、新しい命を迎える妊婦と家族へ安心を届ける。