2020年09月29日 18:33

京浜急行電鉄は、子育てがしやすい魅力あふれるまちづくりの一環として、「mamaro」を、10月1日~12月31日までの3ヶ月間、京急富岡駅構内に試験導入する。

「mamaro」は、Trimが開発した、授乳、離乳食およびおむつ交換といったチャイルドケアができる環境を提供する可動型完全個室のベビーケアルーム。京急電鉄では,今までに2017年7月~2020年6月まで京急グループの商業施設「京急サニーマート」に全国で初めて試験導入してきたが、京急線の駅への導入は初めてとなる。現在、京急電鉄では、沿線の中でも人口減少や高齢化の進む富岡西・能見台エリアを「誰もが住みたい、住み続けたいまち」としての魅力向上を目指し、2018年からは地域の人々やまちづくりに関心がある人を中心としたワークショップなどを複数回開催している。その中で「子育てがしやすいまち」「子供を大切にするまち」にしたいという声が多くあがったことを機に、「mamaro」を京急富岡駅構内に試験導入をすることとした。

また、除菌機「TURNED K」の搭載および「デルフィーノ」抗菌加工という2つのウイルス対策を施したモデルを初めて導入し、除菌スプレーの設置も行う。さまざまな人が利用する駅においても、安心して利用できる。

京急富岡駅への個室ベビーケアルーム「mamaro」の試験導入は、10月1日~12月31日。利用可能時間は、7時半~20時半。導入台数は1台。