2020年09月29日 12:36

日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は、調理済み「オリジナルチキン」と「骨なしケンタッキー」を、食材としてこども食堂等に寄贈する支援活動を2020年中に100カ所に拡大する。
厳選した原料を使い、店舗で手づくり調理しているこだわりの「オリジナルチキン」は、創業から大切にしてきたKFCブランドの資産。閉店時にどうしても残ってしまう、まだおいしく食べられるチキンを食のニーズがある場所に届けるため、安全を担保した上で提供できる仕組みを2019年11月に構築した。全国展開する外食企業で、調理済み商品を食材としてこども食堂等に寄贈するのは日本KFCが初めてとなる。この仕組みは、他企業や自治体にも広く活用してもらい、地域社会に貢献できればと考えている。
本活動は、自治体およびこども食堂等を運営する団体との協働により、2019年11月に横浜市から開始し、その後、川崎市に展開してきた。今般、埼玉県の協力の下、埼玉県子ども食堂ネットワークを通じて、100カ所を超えるこども食堂等に提供することが決まり、9月から支援の輪を拡大することになった。同社では、コロナ禍で活動が制限される中でも、食を必要とする場所・人にチキンを届け続けるために、提供する側とこども食堂に訪れる側の双方で衛生管理・感染症対策に取り組み、安全を担保した上で食事を提供していく。