2020年09月28日 16:49

ワークスアプリケーションズは、大手企業向けERP「HUE Classic」のクラウドサーバー運用管理業務を顧客に代わっておこなうマネージド・サービス「HUE Classic Cloud」を開始した。

「HUE Classic」はオンプレミス型のERPパッケージであり、通常は顧客が自社のデータセンターなどに設置し、情報システム部門が管理、運用する製品だ。財務会計や販売管理といった基幹業務システムは企業のビジネス基盤ともいえるシステムであり、インフラの安定的な運用が不可欠となり、そのためのコストと人員が必要になる。昨今のテレワーク環境導入やDX推進を背景に、ワークスでサーバーの運用管理を希望する顧客ニーズに対応し、「HUE Classic Cloud」サービスを開始した。サービス開始にあたり、既存のクラウド基盤であるAWSに加え、新たに日本オラクルのクラウド基盤「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用し、顧客のニーズに合わせ選択することが可能となった。

「HUE Classic Cloud」では、これまでワークスが培ってきたアプリケーション管理や運用ノウハウをサービス設計へ反映。製品の稼働に最適な環境構成を提案しトラブル因子を抑制することで安定したシステム稼働を提供、インフラとアプリケーション双方の課題解決をワークスが一貫して対応し顧客のシステム運用負荷を低減、といったメリットを提供する。

ワークスアプリケーションズ