2020年09月24日 18:16

小田急電鉄は、開業40周年を迎えた東京都庁近接のオフィスビル「小田急第一生命ビル」について、2019年9月から現代のビジネスニーズに応えるリニューアルに取り組んでいる。9月23日に、エントランスフロアをリニューアルオープンする。
「LEGACY PLUS」をコンセプトに生まれ変わったエントランスフロアは、重厚感のある既存素材を残しつつ、温かみのあるデザインに再構築している。開放的で格式のある高い天井や、大理石の床・壁などを生かしながら、新たに自然を感じる木材を採り入れるなど、訪れる人に開放感とともに憩いのある空間としている。また、フロア内にはビジネスシーンをサポートする2か所の待合スペースとカフェを新設。木目調の空間と調和した落ち着いた雰囲気のソファー席、短時間のミーティングや作業に便利なコンセント付きスタンディングテーブルを設置するほか、カフェ「タリーズコーヒー」の出店により、待ち合わせや商談時間などを一層快適なものにする。(※「タリーズコーヒー」は、10月1日オープン。ビル関係者も利用できる)
各テナントスペース入口には、ICカードセキュリティを標準装備し、専有部のセキュリティを向上する。全24のオフィスフロアのうち、現在、7フロアのリニューアルが完了しており、段階的な改修を進めていく。なお、照明器具のLED化によりエントランスフロアの消費電力を80%、オフィスフロアの消費電力を30%削減する。