2020年09月24日 14:03

フードサプライは、デリカフーズホールディングスと合弁会社設立契約を締結し「株式会社青果日和研究所」を設立した。

フードサプライは、自社を「野菜のライフラインをつくる企業」と定義し、東京・千葉に物流センターをかまえ、「流通業を行う企業」ではなく「新しい流通をつくる企業」として新しいモデルを構築し続けている。新型コロナウイルスが猛威を振るう中でスタートした新事業「ドライブスルー八百屋」では2カ月で30施設を立ち上げ、6万人以上が来場。そして卸売業者4社を融合させた新鮮直送卸「センチョク」などBtoC成功のノウハウと青果業界最大手のデリカフーズが培ってきた青果物の流通インフラ・技術を掛け合わせ青果業界に新しい風を吹き込む企業を創設した。

青果日和研究所は、「安心・おいしい・健康」をテーマに消費者のニーズに応える新たなブランドとして「青果日和」を創出し青果物を主とする販売の「企画・商品開発」から「通販事業の展開」、「他業種とのコラボレーション」のトータルコーディネートを手掛け、様々な場面で「青果のある暮らし」を提供。両社の強みを活かし、調達・産地育成・物流機能、商品企画の点においても協業を推し進めていく。

青果日和研究所設立における効果としては、「BtoB最大規模の青果業者がBtoCに参入することにより、一般消費者の人々にプロ厳選の食材、加工品を提供できる」、「外食や業務用に卸をしていた農家の行き場を失った野菜などのロスの改善」、「長年培ってきた野菜、果物のデーター分析による、健康を意識した加工食品の開発」など。

青果日和研究所