2020年09月18日 12:46

WHILLは、新型の近距離モビリティ「WHILL Model C2(ウィル モデル シーツー)」を9月21日(敬老の日)より予約販売を開始する。
「WHILL Model C2」は、「WHILL Model C」へのユーザーの声を反映し、走行性能やユーザビリティをさらに向上させた新製品。主な特長としては、リアサスペンションを採用することによる快適な乗り心地、コントローラー部分の操作性の改善、走行距離の増加、後方ライト位置の変更などがあげられる。11月からは直販体制も整え、試乗サービスや運転アドバイス付きの購入サービスを、電話やWEBなどで全国から申し込めるようにする予定。また、盗難や破損の際の本体補償を追加したほか、既存の保険サービスの内容を拡充させた。
同製品は、シニア層の使用を主に想定して開発された。通常、福祉用具は、介護保険の適用を受けた上で、介護系の流通事業者を通じて借りることが一般的だが、歩行困難を抱える高齢者は日本だけでも1000万人と言われており、介護保険利用者の数を大きく上回る。WHILLは、さまざまな販路を拡大することで、介護保険を利用していない人にもWHILL製品を気軽に利用してもらいたいと考えている。さらに、高齢者の外出をサポートすることによって、買い物、通院など自立度の向上、地域、コニュニティなど社会との接点の増加など、シニア層のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献したいと考えている。
販売価格は47万3000円(非課税)。介護保険レンタル約2700円/月。予約販売開始日は9月21日。